TemPlat正式リリースしました

templat概要

2021年9月18日に、クラウド構築×ローコード開発×CIツール『TemPlat』(テンプラ)を正式リリースしました。

【TemPlatの概要】

<クラウド構築ツール> – 開発のイニシャルコストの大幅な削減
TemPlatはERDやAPIの設定をもとにソースコードの生成と、インフラの構築をクラウド環境のGoogle Cloud Platform上に行います。
ソースコードとインフラを同時に即時利用可能なクラウド環境として構築するため、開発のイニシャルコストの大幅な削減が可能です。

<ローコード開発ツール> – あらゆるシステムが開発可能
同様のクラウド構築ツールやノーコード開発ツールと異なり、TemPlatでは全てのソースコードの修正が自由に行えます。
ソースコードの修正が出来ることによりツールの型にとらわれない、あらゆるシステムがTemPlatによって構築可能です。

<CIツール> – 継続的な開発の効率化
ERDやAPIの設定は運用時にも変更していくことが可能で、変更内容を即座に実行環境に反映することが可能です。
これにより、仕様の変更に伴うシステムの改修にも柔軟に対応出来ます。

【背景】

世界中でIT人材不足が叫ばれ、日本でもフリーランスという働き方が少しずつ浸透してきている今、エンジニアの仕事は効率性がより重視されます。
しかしながら、システムを一から作り上げるためのエンジニアの業務範囲はとても広く、システム開発の度に全てを手作業で行なっていては効率的な開発は決して行えません。

その反面、様々な技術の発展からシステムに求められる要件も増え、一般的なノーコード開発ツールではカスタマイズ性の低さから要件に手が届かず導入を諦めるケースも少なくありません。
また、カスタマイズ性が高くても継続的なシステムの改修に対応出来なければ、ただのクラウド構築ツールになってしまい、システム開発の真の効率化を実現出来ません。

TemPlatでは、TemPlatの管理画面から設定する内容(ERD等)とエンジニアが開発するアプリケーションのコアな部分(UI/UX等)を分け、前者から生成出来る内容を自動で生成/構築することにより、クラウド構築×ローコード開発×CIツールという3つを実現しています。
これによりシステム開発が効率化されるとともに、エンジニアはアプリケーションのコアな部分、言い換えると開発の一番本質的で創造的(=楽しい)な開発に集中出来るようになります。

【名前の由来】

TemPlat(テンプラ)は「Template(テンプレート)」と「Platform(プラットフォーム)」を組み合わせた造語です。
テンプレートを使ってソースの自動生成から環境(プラットフォーム)まで構築することからサービスの名称としています。
また、広義の意味としてエンジニアが本質的で創造的(=楽しい)な開発に集中できるように、定型的なことをテンプレート化して効率化し、それをプラットフォームとして提供していくという想いを込めています。

【今後の展望】

エンジニア向けの教育コンテンツの提供を予定しています。

TemPlatの自動生成機能を使えば、エンジニアの苦手領域をカバーするとともに、苦手領域の習得の手助けを出来るので、エンジニアをフルスタックにする手助けが出来ると考えているためです。

あらゆるシステム開発を効率化し、エンジニアをフルスタックにするツールをTemPlatは目指します。